109シネマズ名古屋で「映画 暗殺教室」を観る。キャストが揃って、お楽しみはこれからという印象でした。
進学校の椚ヶ丘中学校で落ちこぼれクラスとされる3年E組に、ある日、タコの型をしたえたいの知れない生物が担任教師としてやって来る。謎の生物は翌年3月に地球を破壊すると宣言しており、その暗殺がE組の生徒たちに依頼され、暗殺の成功報酬として100億円が提示される。果たして、この“殺せんせー”こと謎の生物を、生徒たちは暗殺することができるのか……。
タコの型をした生物が担任? 一年以内に暗殺? なぜあのクラスに暗殺を依頼する? と、原作を読んでないボクが最初にくらったのは、疑問の数々。これはシュールな世界を描いているのか?
いや、それはどうやら理由があるらしい。ところどころに出てくる思わせぶりなシーンは、どうやらこういう理由なんだな…と想像するに十分だ。
そして、3年E組に出てくる転校生の面々も、ボクが理解する前に次から次へと現れる。これも原作を読んでないからそう思うんであって、あのメンバーが揃って、ようやく「暗殺教室」の魅力が発揮されるんだろうな。なので、そこまでをあのテンポで描く必要があったんだろうね。
さて、あのメンバーが揃ってから登場するのは、高島政伸さん演じる鷹岡先生。振り切った演技だなあと思いましたよ。クラスがひとつにまとまっていく過程での、重要なキャラクターだよね。
殺せんせーは生徒たちに自分を暗殺させることで何かを教えたいわけなんだけど、それがこの作品ではあんまり感じられなかった。核心に迫っているところはあるんだけど、いまいちボクの心に入ってこない。おかしいなあ…と思っていたら、ラストに近づくにつれて分かった! お楽しみはこれからなのか!
そして、殺せんせーの声は二宮和也さん。予告編では気がつかなかったなあ。キャラクターの声を作り上げてるよね。ところどころにコミカルでない殺せんせーを演じる必要があるんだけど、そこはニノさんの声が二の線だったね。
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